◯才女性
資格って意味ないですか?
介護現場にいてキャリアアップをかねて新しい資格を取ろう思ってます。
職場の人には意味ない(笑)と笑われましたけど、どう思いますか?
このような声にお応えします。
今回の記事では福祉関連、医療関連で複数の資格を持つ私が資格の意義について解説していきます。
私が持っている資格は以下です。
- 看護師(国家資格)
- 介護福祉士(国家資格)
- ケアマネジャー(民間資格・必置資格)
- 認知症ケア専門士
- 住環境コディネーター2級
- 日本語ワープロ検定試験
- 普通自動車運転免許(マニュアル)
- 漢検3級
- その他
この記事を書くにあたり少しグーグルを調べましたが資格の取得について体験ベースで語っている記事は少なかったです。
私はこれまで資格を取るのに500万円ほど近くのお金を投資、専門学校は2度卒業しています。
そんな資格について苦労してきた、私がその意義についてお話しします。
目次
資格って意味ない?【結論:目的がなければただの紙】
結論:意味ないです。
資格についてこんなツイートをしました。
しっかり生かさなければ意味ないという話ですね。
実体験をもとに深堀していきます。
【実体験】資格に500万円と5年間を投資。でも意味なし。その理由は。
私は500万円近くを資格に費やしてきました。
下記です。
19歳~
2年制の介護専門学校へ入学→200万円、2年間
20歳~
半年間、自動車学校へ→30万円、半年間
26歳~
小型自動二輪→5万円(退学)1か月
27歳~
看護学校へ入学→250万円、3年間
働きながらいくつかの民間資格なども勉強したりしていたので500万円近くになります。
今は看護師として働いていますがハッキリ断言できますよ。
資格取得はムダだったと。
理由は
来年の3月に看護師をやめて別の職種につくから。
看護師という資格はその関連職種につかないと効果を発揮しません。
もちろん、実生活でも使える知識はありますが、最大の意義はそこにあります。
看護師関連の仕事をしないならそれまでですね。
上記です。
看護学生になる前に貯めた200万円。
必死で働いて貯めましたが、2年間でとかして奨学金を借りてました。(笑)
よく言われる資格の4つのメリットを実体験から論破。
- 転職につながる。
- 知識が身につく。
- 努力が認められる。
- 成功体験が自信にかわる。
転職につながる。
→正解は半分で実際に転職しないと意味をなしていないですよね。
知識が身につく。
→身についた知識は忘れます。私は忘れました(笑)
努力が認められる。
→他者の評価のために努力するという行動は疲労につながります。
自分を軸にした方が良いですね。
成功体験が自信にかわる。
→私は自信を持って働けていません。
自己肯定感を持つためには成功体験を積む必要がありますが、それが必ず資格を取ることにつながりません。
継続した努力が必要です。
500万円と10年をかけて何も得られなった。【投資して見つけた資格の本質】
私は看護師をやめて来年に無職になります。
看護師をやらない時点で『看護師免許』はただの紙ですよね。
そういった理由で、資格は意味がないという話です。
『資格の本質』というと大げさですね。
資格はその仕事に就くための免許です。
もっと言うと『その職業に就くだけの最低限のスキルはありますよー』という証明。
大切なのはその職業を通して何がしたいか。
目的は何なのか?ということです。
職業自体も何かをなすための道具です。
資格はさらにその手前の話なのです。
お金を得るためか、社会に貢献するためかは人の価値観によってことなりますね。
『資格』→『職業』→『〇〇』
自分が資格を取る意味をよく考えましょう。
目的を持たずに時間とお金を投資しても、それはただの紙切れになるかもしれませんよ。
それでも資格取得を目指したいあなたへ。
資格を取得するにあたって
『自分が何をしたいのかを明確にしておく』
これは重要です。
詳しく説明するにあたって、資格ってどんなものがあるのかを簡単に説明しますね。
大きく分けて以下の3つです。
『業務独占資格』
『名称独占資格』
『必置資格』
以下、ユーキャン参照
業務独占資格とは
業務独占資格とは、資格を取得している人だけが業務を行える国家資格です。
資格を有していない人が業務を行ってしまうと、法律違反になります。
特別な知識やスキルが必要なものが多く、試験の難易度が高めなことも特徴です。
『看護師』や『医師』はここになります。
名称独占資格とは
名称独占資格とは、資格を取得した人だけが特定の肩書きを名乗ることでき、資格取得者以外はその名称を名乗ることのできない資格を指します。
独占資格業務のように、資格を取得している人だけが業務を行えるといったものではありません。
介護福祉士、社会福祉士、保育士はここです。
必置資格とは
必置資格は、事業を行なう際に必ず規定人数以上の有資格者を置くことが法律により決められています。
ケアマネ、衛生管理者、宅地建物取引士などはここですね。
知恵袋でこんな質問を見かけました。
10代女性
高齢者と関わる、人の役に立つ仕事がしたくて介護士になろうと思っています。
しっかり勉強するために学校へ行くか、就職して働きながら勉強して資格を取るか迷っていますが、どうしたらいいですか?
これまでの話をふまえて、私ならこうします。
まずは就職して働きながら勉強。
そこから介護福祉士試験にチャレンジ。
そんだけ。
私は2年間学校へ通い、『介護福祉士』を取得し仕事をしていましたが結論まったく資格は必要ありませんでした。
勉強は働きながらできるからです。
目的が高齢者の役に立ちたいというなら、すぐに行動した方が時間も無駄にしなくていいですしね。
お金は稼げますが時間は有限ですからね。
あなたがやりたいことやその分野が『業務独占』なら資格は必要です。
自分は何をやりたいのか?を明確にしましょう。
あなたのやりたいことに必ずしも資格は必要ないかもしれませんよ?
まとめ【自分がやりたいことにフォーカスしよう】
繰り返しになりますが、大切なのは資格は意味がない。その資格で何がしたいかの方が大事。
ということ。
あなたがやりたいことにその資格が必要なら取得すべき。
もしやりたいことがなければ必要はなくむしろ無駄な時間、お金を投資することになります。
ケアマネによせた記事は以下になりますので関係者の方は参考にしてみてください。
資格自体が気になる方は以下から↓↓
\\資格のユーキャン//
介護士を7年経験。副業アルバイトも加え猛烈に働き1年間で200万円貯金し看護学校へ。看護師へ転職し現在は急性期病院で2年目Ns+副業として介護施設でアルバイト+ブログにて情報発信中。ブログでは2桁の収益化に成功。