【資格取得】ケアマネジャー

【2021年版】ケアマネジャーの給料を公開!

給料アップしたくて介護士からケアマネになることを目指しています。実際のケアマネの給料はいくらぐらいでしょうか?

このような声にお応えします。

筆者の紹介

この記事を書いている私は現役のNsです。ケアマネ資格も持っており福祉の現場には10年関わっています。

介護の最上位の資格という位置付のケアマネジャー。実際の給料はどうなのでしょうか?

また給与において介護士からケアマネを目指す理由はあるのでしょうか?

今回はそんな方に向けてケアマネの給与を紹介していきます。結論から言うと介護士から大きく給与アップが望めますよ。

この記事を読むことでケアマネの給与事情が分かりますよ。

【完全版】ケアマネジャーの給料を公開!

ケアマネジャーの給与

 
 
勤務形態 平均給与 基本給
常勤者 357.850円 216.780円
非常勤 282.390円 184.550円

引用:厚生労働省│令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

ケアマネジャーの給与は条件などによって異なります。多職種との比較なども見て行きましょう。

【ケアマネの給与】多職種との比較

令和2年 職種別の給与

 
 
業種 平均給与 基本給
介護職員 315.850円 182.260円
看護職員 379.610円 235.460円
生活相談員 343.310円 213.000円
リハビリ職員 358.560円 228.040円
ケアマネジャー 357.850円 216.780円
事務職 311.120円 204.940円
調理員 267.930円 182.510円
栄養士 319.680円 208.650円

引用:厚生労働省│令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

関連職の中でも「看護職員」「リハビリ職」に次いで給与が高いという結果になりました。「介護職員」とも4万円近くの差があります。

介護職員から転職することで給与アップが望めそうですね。

【ケアマネ給与】手取り

給与は税金や保険料などが差し引かれて本人の手に渡ります。これが俗にいう「手取り」と言われるものです。

一般的に「手取り」は全額のうち7~8割となります。

ケアマネジャーの「手取り」の相場は給与からは計算してみると20~25万円前後となっています。

福祉職の中では比較的に多い方ですね。

【ケアマネの給与】前年度との比較

平成31年と令和2年との比較

 
 
業種 金額
介護職員 +15.730円
看護職員 +6.670円
生活相談員 +10,330円
リハビリ職員 +9.370円
ケアマネジャー +10.390円
事務職 +7.410円
調理員 +6.750円
栄養士 +8.960円

引用:厚生労働省│令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

平成31年と令和2年の給与の差額を見てみました。

どの職種も5.000円以上も平均給与が上昇していることが分かりますね。

【ケアマネの給与】非常勤・パートの収入

非常勤・パートの給与

 
 
業種 平均給与 基本給
介護職員  196,630円  130,820円
看護職員  249,190円  181,170円
生活相談員  256,240円  178,650円
リハビリ職員 261,900円  192,000円
ケアマネジャー 282,390円  184,550円
事務職 201,730円  153,540円
調理員 152,460円  118,720円
栄養士  276,480円 188,620円

引用:厚生労働省│令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

非常勤・パートの場合は「ケアマネジャー」の給与が「看護職員」を大きく上回っています。

これは非常勤の場合に看護職員の夜勤回数が減少しており手当の額が下がっているためだと考えられますね。

非常勤・パートだとしてもケアマネジャーは一定の額を稼ぐことができますね。

【ケアマネの給与】施設別

入所施設系

 
 
業種 平均給与
特別養護老人ホーム 411.830円
介護老人保健施設 395.950円
グループホーム 349.740円

引用:厚生労働省│令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

通所・訪問系の事業所

 
 
業種 平均給与
訪問介護 340.800円
デイサービス 338.380円
通所リハビリ 359.140円

引用:厚生労働省│令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

施設別にケアマネの給与を見てみると入所系の施設が給与が高い傾向にあるのが分かります。

これは介護職員と兼任しており夜勤を行うことで「夜勤手当」をもらっているためと考えられますね。

より高い給与を望むなら介護職員として夜勤ができる施設を探してみるのもアリですね。

【2021年】給与をアップする方法

ここからはケアマネジャーが給料を上げるための方法を紹介していきますね。

ケアマネの給与アップの方法

  • 主任介護支援専門員になる
  • 管理職になる
  • 転職する

主任介護支援専門員になる

「主任介護支援専門員」ケアマネジャーとして一定の期間、仕事に従事し取得できるケアマネジャーの上級職とされています。

条件はいくつかありますが、専任で5年(60か月)従事し、約12日間(約70時間)の研修を受講することで取得できる資格です。

地域包括支援セターには必置の資格になっており、転職の幅も広がります。また主任介護支援専門員の方が給与が上がる傾向にあります。

管理職になる

管理職になれば「管理職手当」が手当てが付き収入のアップが望めますね。

ただ年数が長いだけで管理職にはなるのは難しいかもしれません。

スキルアップや、上記で紹介した「主任介護支援専門」などの資格を取得し職場に認めてもらえるような努力は必要ですね。

転職する

これがもっとも効果的で即効性のある給与の上げ方ですね。

先ほども紹介したように施設別の平均給与も大きく異なります。

介護職と兼任し夜勤に入れる職場などは「夜勤手当」も入るので比較的に給与はいい傾向があります。

現場との兼任は大変ですが、選択肢には入れておきましょう。

まとめ

ケアマネの給与

 
 
勤務形態 平均給与 基本給
常勤者 357.850円 216.780円
非常勤 282.390円 184.550円

いかがだったでしょうか。

福祉職の中ではケアマネジャーは比較的に給与は良いようです。

福祉関連で働いていくなら取得を考えてもいいですね。なおケアマネを目指すならまずは「受験資格」を確認しましょう。

受験資格は「【2021年版】ケアマネジャーの受験資格を分かりやすく説明します。」で紹介していますのでよければ参考にしてみて下さい。

参考【2021年版】ケアマネジャーの受験資格を分かりやすく説明します。

ケアマネの受験資格を教えてください。注意点などはありますか? このような声にお応えします。 筆者の紹介 この記事を書いているわたしは元介護福祉士です。現在は看護師をしておりケアマネ資格も保有しています ...

続きを見る

-【資格取得】ケアマネジャー

© 2022 介護の資格.com Powered by AFFINGER5